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販売管理データの活用により、社内レポートを
自由に作成。安定したサポートサービスを実感。
導入の背景
Windows Server 2003のサポート終了に伴い、システム入れ替えを検討。
かつお節や削り節、だしパックなどの製造・販売を行うヤマヒデ食品。だしパックに添加物は一切使用しないなど日本の伝統を守ることにこだわりつつも、時代の変化に合わせた商品を作り続けている。
管理業務にはフルオーダーシステムを利用していたが、2015年7月のWindows Server 2003サポート終了に伴ってシステムの入れ替えが必要になり、他社のシステムについても検討することになった。兵庫本社のシステム担当である辻直人氏は、「以前のシステム会社もよくサポートしてくれ、作りこんだシステムだったため、特段不便があったわけではなかった」と振り返るが、大阪支社の担当者から薦められてアイルに問い合わせた。大阪支社では、以前からアイルの営業担当者よりサービスの案内を受けており、良いシステム会社だという印象を持っていたという。
導入の決め手
詳細な見積と、10年後も付き合える安心感が決め手。
実際にアイルの営業担当者にシステムの話を聞くと、重視していた機能にも対応しており、使いやすいと感じたという。説明もわかりやすく、アイルの「アラジンオフィス」への入れ替えを決意した。辻氏は、「大きな決め手の一つは、詳細な見積。機能ごとにいくら料金が掛かるのかを明確に提示してくれた。以前のシステム会社は一式まとめての金額提示だった」と話す。もう一つの決め手は、将来を見据えたときに、安定したサポートサービスが継続的に受けられるだろうという信頼感だったという。「10年後、またOSやサーバが新しくなるようなことがあっても、システム周りを安心して任せられるかを重視した」と辻氏。業者変更とシステム入れ替えに掛かる負荷以上の価値を感じたという。2014年8月に問い合わせてから、約1か月後のスピーディーな決断となった。
導入の効果
データベースから直接データを取得し、社内レポートを柔軟に作成。
「アラジンオフィス」の導入決定後は打ち合わせがスムーズに進み、2015年10月にシステムが稼働した。「やりたいことを上手く説明できない部分もあったが、アイルの担当者はこちらが求めているものを的確に作ってきてくれた」と辻氏。「サポートサービスには大満足」と実感をこめる。以前のシステムは動作が遅くなってきていたが、新システムではそれも解消され、業務がスムーズになった。
機能面では、販売管理データの抽出機能を重宝している。「アラジンオフィス」は、標準の分析機能でもデータを多彩な角度で参照できるが、カスタマイズによりデータベースから直接データの取得を可能にしたことで、より自由な形式で社内用レポートを作成できている。「日報や売掛一覧表など、現場メンバーが求める分析軸で出せるので便利」と辻氏。別のシステム会社では、こういったデータの提供ができなかったという。「アラジンオフィス」の柔軟性により、以前から作成している社内用レポートを引き続き作成できている。
データ取り込みやリベート計算のシステム化で、作業時間が1日30分~1時間削減。
EDIの受注データやインターネットバンキングの入金データを、「アラジンオフィス」へ一括で取り込むことも可能になった。以前は特定の得意先のデータしか取り込めない、単価情報が取り込めないなどの不自由があったが、現在は得意先やデータに関わらず取り込めている。辻氏は、「繁忙期である年末にはかなり助かった」と話す。また、得意先ごとに歩引き設定をしておくことで、システムでリベートの自動計算も可能になった。辻氏は、「これらの入力業務をシステム化したことで、入力後のチェックや修正作業の負荷も軽くなり、1日30分~1時間は作業時間が短縮された」と話す。
今後の展開
今後は機能をより使いこなすことで、さらなる効率化を目指すという。いずれはハンディターミナルを活用した在庫管理や、生産管理のシステム化も進める。さらに、アイルが提供するWeb受発注システム「アラジンEC」の導入も視野に入れ、より良い業務環境を追究していく展望だ。業務の無駄を省くことで、顧客の「うまい!」を生み出す商品開発に注力していく。
※ 記事中の固有名詞・肩書などは、記事作成当時のものです。
2016年4月25日/食品産業新聞にて掲載
会社概要

会社名 | ヤマヒデ食品株式会社 |
---|---|
代表者 | 村岡 亨祐 |
所在地 | 兵庫県三木市別所町巴29番地 |
設立年 | 1961年 |
URL | http://k-yamahide.co.jp/ |
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