SKUとは?意味や数え方、在庫管理時のメリットをわかりやすく解説
- 在庫管理・販売管理・生産管理システムのアラジンオフィスTOP
- 在庫管理
- SKUとは?意味や数え方、在庫管理時のメリットをわかりやすく解説
SKUとは?意味や数え方、在庫管理時のメリットをわかりやすく解説
SKUは、在庫管理において商品を識別するための最小単位であり、その適切な活用は業務の効率化に直結します。多種多様な商品を正確かつ迅速に把握するうえで、このSKUという考え方は欠かせません。
本記事では、SKUの具体的な意味や数え方、在庫管理におけるメリットについて、具体例を交えながらわかりやすく解説します。
目次
SKUとは何か
SKU(Stock Keeping Unit)とは、在庫管理における最小単位のことを指します。読み方は「エスケーユー」や「スキュー」などが一般的です。
SKUは、商品を効率的に管理し、在庫状況を正確に把握するための基本的な仕組みです。同じ商品でも、サイズや色、価格、パッケージが異なる場合、それぞれ別のSKUとして管理されます。
特に、アパレル・雑貨など多品種の商品を取り扱う事業者にとって、SKUに基づいた管理は欠かせません。SKU単位で管理することで、正確な在庫状況の把握や、誤出荷の防止、さらには売れ筋・死に筋分析といったデータ活用の高度化が可能となり、日々の受発注業務の効率化にもつながります。
SKUにおける基本の考え方
SKUを正しく理解するためには、その「数え方」と、関連する「アイテム」や「カテゴリー」といった他の管理単位との違いを把握することが重要です。ここでは、それぞれのポイントを解説します。
SKUの数え方
SKUの数え方は、商品のバリエーションを数えることと同義です。例えば、あるTシャツに4種類の色(赤、青、白、黒)と、4種類のサイズ(S、M、L、LL)がある場合、SKUの総数は「4色 × 4サイズ = 16SKU」となります。
| S | M | L | LL | |
|---|---|---|---|---|
| 赤 | 赤-S | 赤-M | 赤-L | 赤-LL |
| 青 | 青-S | 青-M | 青-L | 青-LL |
| 白 | 白-S | 白-M | 白-L | 白-LL |
| 黒 | 黒-S | 黒-M | 黒-L | 黒-LL |
物流現場では、SKU数が「取り扱いアイテムの種類数」を示す指標としても用いられます。「この倉庫には1,000SKUの商品が保管されている」といった場合、それは1,000種類の異なる品目が存在することを意味します。
SKUと商品アイテム・カテゴリーの違い
商品管理の単位には、SKUの他に「アイテム」や「カテゴリー」があります。この3つは、管理する階層が異なります。
- カテゴリー: 「アパレル」「シューズ」といった、最も大きな商品の分類。
- アイテム: カテゴリーの中の特定の商品。例えば、「Aというブランドの、Bという品番のTシャツ」が1アイテム。
- SKU: アイテムを「色」や「サイズ」などの違いでさらに細分化した最小単位。
例えば、「AブランドのTシャツ(アイテム)」に、白のSサイズ、白のMサイズ、黒のSサイズ、黒のMサイズがあれば、このTシャツ1アイテムには4つのSKUが存在することになります。
在庫管理におけるSKU
在庫管理において、SKUは商品を識別・管理するための最も基本的な単位として機能します。同じ商品でも色、サイズ、パッケージなどが異なれば、それぞれ個別のSKUとして管理することで、品目ごとの正確な在庫数を把握することが可能になります。
SKUに基づいた管理体制を構築することで、複雑な商品構成であっても、欠品による販売機会の損失や過剰在庫による保管コストの増大といったリスクを低減できます。特に、EC通販事業のように多品種少量の商品を取り扱う業態では、SKUが精度の高い在庫管理を実現するための基盤となります。
在庫管理でSKUを使用するメリット
SKU単位で在庫を管理することは、在庫精度の向上や業務効率化、データ活用など、企業に多くのメリットをもたらします。ここでは、代表的な3つのメリットを解説します。
メリット1・リアルタイムで在庫管理が可能
SKU単位で管理することで、どの商品の、どのバリエーション(色・サイズなど)が、いくつあるのかを正確に把握できます。この正確な在庫データは、欠品や過剰在庫を防ぐための適正な発注計画の土台となります。特にECサイトなどでは、受注時に正確な在庫引き当てが可能となり、顧客への納期遅延やキャンセルといったトラブルの防止につながります。
メリット2・受発注業務にかかる手間の削減
SKUごとにバーコードなどを割り当てて管理することで、入庫時の検品や出庫時のピッキング作業における人的ミスを大幅に削減できます。作業者は、品番や商品名を目で確認するのではなく、バーコードをスキャンするだけで正確な商品を特定できるため、誤出荷のリスクを低減させ、倉庫内作業の品質と効率を高めることが可能です。
メリット3・多くの商品を取り扱いやすくなる
SKU単位で売上データや在庫データを分析することで、「どの色の、どのサイズが売れ筋か」といった詳細な販売動向を把握できます。このデータに基づき、人気商品は多めに、不人気商品は少なめに発注するといった、より精度の高い仕入れ計画を立てることが可能になります。勘や経験だけに頼らない、データドリブンなマーチャンダイジング(商品計画)を実現します。
在庫管理でSKUを使用するデメリット・課題
多くのメリットがある一方で、SKU管理には注意すべきデメリットや課題も存在します。導入を成功させるためには、これらの点を事前に理解し、対策を検討しておくことが重要です。
デメリット1・管理が複雑化する
SKU管理の最大の課題は、取り扱い商品の種類やバリエーションが増えるほどSKU数が比例して増加し、管理が複雑になる点です。SKU数が膨大になると、手作業やExcelでの管理には限界が生じ、かえって管理ミスを誘発するおそれがあります。そのため、SKU数に応じた管理体制の構築が不可欠です。
デメリット2・さまざまなシステムの導入が必要
SKU管理のメリットを最大限に享受するには、在庫管理システムやハンディターミナルといったITツールの導入が実質的に前提となります。これらのシステム導入には初期費用や月額費用が発生するほか、運用ルールを定めて社内に定着させるための教育コストも考慮する必要があります。自社の規模やSKU数に見合ったシステムを慎重に選定することが重要です。
SKU管理に関するQ&A
Q.SKU単位で管理するとはどういうことか?
SKU単位での管理とは、在庫を「これ以上細かく分類できない最小単位」で識別し、管理することを指します。例えば、同じデザインのTシャツでも「色:白、サイズ:M」と「色:黒、サイズ:M」は、それぞれ別のSKUとして扱います。これにより、どの商品のどのバリエーションが、いくつあるのかを正確に把握でき、誤出荷の防止や、欠品・過剰在庫の抑制につながります。
Q.SKUはどのように設定すれば良い?
SKUコードは、企業が独自に設定する管理番号のため、まずは社内で明確なルールを設けることが重要です。例えば、「商品カテゴリ(2桁)-ブランド(3桁)-色(2桁)-サイズ(2桁)」のように、規則性のある体系でコードを設計します。これにより、コードを見るだけで商品の属性がある程度推測でき、管理しやすくなります。コードが重複しないよう、採番ルールを徹底することも不可欠です。
Q.SKUとJANコードの違いは何?
SKUは自社内で商品を管理するための「社内コード」であるのに対し、JANコードは国際的な標準商品コードであり、どの企業でも共通して使える「公開コード」です。JANコードは主にレジでの読み取りなどに使用され、通常は色やサイズが同じであれば同一のコードが使われます。一方、SKUは自社の在庫管理のために、色やサイズごとに細かく設定する点が大きな違いです。
SKU管理ならアラジンオフィス
SKU管理を効率的に行うためには、専用の在庫管理システムやツールの導入が欠かせません。例えば、大量の商品を取り扱うアパレル・ファッション業では、SKUの数が多くなるにつれて管理が複雑化します。こうした課題を解決するには、SKUを正確かつ効率的に運用できるシステムを活用することが重要です。
販売・在庫管理システム「アラジンオフィス」は、SKU管理を効率化するための機能が充実しています。SKUコードの自動採番はもちろん、SKUごとの実績管理や台帳参照も可能で、在庫管理の精度向上に貢献します。
さらに、商品マスタにはSKUごとに単価やセール情報を細かく登録できます。POSシステムやハンディターミナルといった周辺機器と合わせた導入提案も可能で、精度の高い在庫管理体制の構築を支援します。
まとめ
本記事では、在庫管理の精度を左右するSKUの基本を解説しました。SKUを正しく活用すれば、在庫状況の可視化や業務効率化、データドリブンな商品計画が実現します。
一方で、SKU管理の複雑化という課題を乗り越えるには、手作業での管理には限界があり、在庫管理システムの導入・刷新が成功の鍵となります。適切なSKU管理は、企業の収益性と競争力を直接的に強化する、重要な経営課題と言えるでしょう。
SKUを用いた在庫管理の導入や改善を検討している方は
ぜひお気軽にご相談ください。
資料請求・お問合せ
-
Webからの資料請求・お問合せ




































