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在庫管理システムの活用で従業員は本来の業務に専念
導入の背景
「くつの町」神戸・長田に本社を置くマーレマーレ・ジャパンは、都内や神戸を中心に22店の直営靴専門店を展開。商品特徴は、買いやすい価格ながら旬のデザインを取り入れた付加価値の高さ。若い女性の人気を集め、ショッピングセンターなどからの引き合いが多い注目企業。
急速に業績を伸ばしてきた同社だが、販売や在庫のデータ処理は長らく手作業だった。店舗からファックスで送られた手書きのデータを、本部で丸1日かけて集計。
従業員の負担が大きく、また本部や店舗でリアルタイムにデータを把握できず、過剰在庫を抱える店舗もあるなど、大きな悩みを抱えていたのである。
そこで2年前に一度、某社の販売管理システムを導入。しかしシステムの不具合やサポートの不備などから効果を得られず、「紙ベース」に戻した経緯がある。
業績が順調に伸びるのはいいが、従業員の負担が増加するとともに、さまざまなロスも依然として解消できない。
「それでも一度失敗しているだけに、システム導入には慎重にならざるを得ない状況でした」(マネージャーの池内久美さん)
導入の効果
事務作業の軽減による人件費削減に顕著な効果
アイルが提案を始めたのは08年9月のこと。同社が販売する店舗管理システム「POSCM(ポスカム)」の提案だった。ファッション企業に特化した同社のノウハウが大きな活用効果を生むことになる。
「リアルタイムで売上げや在庫を見ることができるなど、思っていた以上のシステムでした。」
営業担当の早川日永利さんは、提案を採択した理由をそう語る。 09年3月に、全店ほぼ同時に導入。その結果、店舗での資料作成や本部での集計作業など、従来は全て人の手で行っていた作業が激減。1店舗当たり1、2人分の人件費を削減という顕著な効果が現れた。
また誰もがリアルタイムで在庫データを見られるようになり、各店舗の追加発注も店長の勘頼みからより高精度なものに転換。在庫に対する店長の意識が大きく変わり、「在庫の積み方などの技術もレベルアップしてきました」と早川さん。
昨年秋冬では月間4000足だった平均在庫が、09年9月には3000足に減少。在庫回転率が高まり、収益構造の強化が大幅に進んだ。
またセール期間中には、リアルタイムの在庫情報をもとに商品の店間移動を実施。消化率向上につながった。実際の本部業務としては22店を池内さんと早川さんの2人で管理・運用できている。
「出張先でもウェブでデータを見ることができるので、助かっています」(池内さん)
と、使い勝手も向上し、大幅なコスト削減と業務の効率化を実現。企画デザインなども含め、データ活用の拡大に努めるとともに、店舗管理システムと自動連携が可能な本部物流管理システム「アラジンオフィス」の導入で、さらなる業務効率化も図りたいという。
サポート体制
万全のサポート体制も導入効果を高めています
一度システム導入に失敗されているので、導入の不安を払拭するよう、具体的な実績を落とし込みながら提案と説明に努めました。
最大の導入目的として挙げられたのは、店舗と本部スタッフの方の作業を軽減し、本来の業務である販売に専念できるようにすることです。
店舗管理システム「POSCM」のシステム内容で十分に対応できるので、カスタマイズの必要がなく、システムに関してはローコストで導入いただきました。
事前に一度集合研修を行い、いきなり全22店舗でほぼ同時の導入となったのですが、スムーズな運びでした。というのも、一年中9時から21時まで、フリーダイヤルでシステムやハードその他の問い合わせを受け付けているからです。
以前の導入ではサポート体制にも不備があったそうですが、今回は安心して活用いただき、効果が上がっています。
※ 記事中の固有名詞・肩書などは、記事作成当時のものです。
アイルの担当者紹介
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ファッションプロジェクトチーム
坂東 哲也
会社概要
会社名 | 株式会社マーレマーレ・ジャパン |
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代表者 | 東 裕司 |
所在地 | 兵庫県神戸市長田区西尻池町2-4-6 |
設立年 | 2003年11月 |
URL | https://maremare.jp/ |
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