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検索機能の活用やEDI連携により、入力がスムーズに。
導入後の相談にも的確な対応で安心。
導入の背景
導入して1年の既存システムから、「アラジンオフィス」に入れ替えを決意。
トウヨーネジは、昭和41年に設立されたねじ製品の専門商社。規格ねじや特殊加工品のほか、精密機械、建築など様々な業界向けのねじを取り扱う。店頭でも販売し、個人顧客にも提供している。機械工具や溶接関連商材の販売も開始。「顧客満足」を第一の目標に掲げ、高い品質と豊富な在庫で顧客の要望に対応している。
以前のシステムは売上管理と仕入計上のみしか利用できておらず、その他の業務はスタッフの経験・記憶に頼ったアナログな管理方法だった。得意先から注文内容の問い合わせがあった際は、大量の書類の中から該当の注文書を探していた。見積書や発注書なども商品単価や取引先情報を調べながら作成しており、時間と労力を費やしていた。
導入の決め手
改善が急務と感じた営業部長の内田佳菜子氏は、2011年にアイルが定期開催している基幹システムの個別相談会に参加。その際、「アラジンオフィス」のねじ業に特化した機能性に驚いたという。デモンストレーションを幾度か見た後、使い勝手の良さを確信。当時利用していたシステムは導入してわずか1年だったにもかかわらず、「アラジンオフィス」への入れ替えを決断した。複数のよく知っている同業企業が利用していることも信頼につながり、個別相談会への参加から約1か月後の素早い判断だった。
導入の効果
あいまい検索により、膨大な数の商品データも素早く絞り込みが可能に。
2011年10月に「アラジンオフィス」を導入。一度登録した商品・得意先のデータをもとにシステム上で書類作成が可能になり、経験を問わずスタッフ皆のスムーズな入力作業を実現した。
「アラジンオフィス」はデータのあいまい検索が可能で、キーワードを入力すれば膨大な商品データの中から関連する商品のみを絞り込める。大枠の情報があれば素早くデータを探せるようになり、書類作成が迅速化した。さらに、得意先からのどのような問い合わせにもすぐ回答できるようになった。内田氏は「例えば、3月に誰が受けた注文ということしかわからなくても、日にちの範囲指定である程度絞り込めるので助かる」と話す。
手入力していた受発注業務も、カスタマイズによりEDI(取引情報を電子化し、インターネット上で企業間の受発注を可能にする仕組み)の受注データ取り込みを可能にしたことで自動化でき、入力ミスを防げるようになった。内田氏は、「受注入力すれば売上も計上され、ワンタッチで納品書も発行できるので作業はかなり楽になった」と実感をこめる。
サポートダイヤルは、誰がかけても誰が出てもすぐ解決。
さらに、アイルにいつでも質問や相談をできる安心感がシステムの積極的な活用につながっている。
内田氏は、「以前のシステムは何かあれば営業担当の方に問い合わせる必要があったが、なかなかつかまらなかった。来てもらえるまでは作業を止めざるをえなかった」と振り返る。現在はアイルのサポートフリーダイヤルを活用しており、「電話をすると、自社の専任担当の方でなくても窓口に出た方がほぼ解決してくれる。遠隔操作でシステムを見てもらえるので、その場ですぐに解決する」と声を弾ませる。導入当初は、社内でシステムに関する質問が内田氏に集中していたが、現在はスタッフ各自でアイルに電話するようになったという。
EC連携やバーコード在庫管理も準備。
内田氏は、導入後も継続的にアイル担当者へ業務改善の相談をしているという。豊富な同業他社の事例から自社に最適な提案を受け、同社とアイルの二人三脚で理想の業務環境の実現を目指している。
直近では、ECサイトとのシステム連携を完了した。ECサイトの準備が整い次第稼働させ、ECサイトからの注文データを「アラジンオフィス」に取り込む。
また、ハンディターミナルを活用した在庫のバーコード管理や、倉庫のロケーション管理も実現に向け動いている。「誤出荷の防止だけではなく、ピッキング担当者の仕事量も把握できるようになる。そうすれば適切な評価や仕事配分も可能になる」と内田氏。システムを活用して、業務の質だけでなく社内のモチベーションを上げる仕組みづくりにも注力していく考えだ。
今後の展開
過渡期を迎え、システムのデータを“攻めの経営”の切り札に。
同社は2013年、産業用高圧ガスの販売や溶接材料・産業機器などの専門商社であるシマキュウの傘下に入った。今後は高圧ガスなどの販売も重視していく方針だ。内田氏は、「以前まではマーケティングや戦略的な販売をしていなかった。でも体制変更を契機に、システムに蓄積されたデータから得意先のニーズを分析し、営業戦略に役立てていきたい」と、攻めの経営姿勢を重視していくという。総務経理課の押山節生氏は、「システムを充実させた上で、それを活用する人員の強化も目標」と語る。過渡期を迎えている同社の挑戦を、「アラジンオフィス」が支えていく。
※ 記事中の固有名詞・肩書などは、記事作成当時のものです。
(2015年4月20日/金属産業新聞にて掲載)
会社概要
会社名 | 株式会社トウヨーネジ |
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代表者 | 島田 隆昭 |
所在地 | 埼玉県北足立郡伊奈町小室1362番2 |
設立年 | - |
URL | http://www.touyoneji.co.jp/ |
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