自転車パーツ・コルクマットなどの卸売・企画・販売の導入事例｜テラオ株式会社様　システム導入事例

コストを抑えながら、最適なシステム構築とデータ連携を実現。迅速で的確なサポート体制にも満足。

導入の背景

元のシステム会社の見積りはとても高額だった。

テラオ株式会社は自転車パーツやコルクマットなどを取り扱う卸売会社。消費者向けのECサイトも開設し、新たな事業展開にも積極的に取り組んでいる。更なる業務の効率化を図るべく基幹システムを入れ替え、ECサイトとも連携させた。

もともと使っていた基幹業務システムを入れ替えしなければいけなくなり、システム会社に見積りをもらったが、金額がとても高額で導入時よりも高くなっていた。知り合いの会社に相談したところ、その会社が使っていたアイルの基幹業務システム「アラジンオフィス」を紹介してもらったという。

業務を的確に理解し、スピーディに提案してくれたことが信頼へとつながった。

アイルの見積りの金額は前のシステムと全く違って安く、「最初は不安に感じたくらいだった」と専務取締役の寺尾氏は語る。他のシステム会社にも話を聞いたが、コストはとても安いが必要な機能が備わっていなかったり、提案までの対応が遅かったりして、任せても大丈夫と思える会社がなかった。アイルは的確に業務を理解し、自社に最適なシステムをスピーディに提案してくれ、その姿勢が安心感につながった。「『アラジンオフィス』なら適正価格で、対応もしっかりするだろうと思った」と寺尾氏は振り返る。

前のシステムを導入する際には、システム会社との意思疎通がうまくいかずに、導入までの打ち合わせが難航し、追加の費用も発生した。今回も同じことが起こるであろうと覚悟していたが、打ち合わせ・導入・本稼働までスムーズに進み、追加費用も発生しなかったことに驚いたという。

導入の効果

検索の精度が上がり、効率化を実現。

「アラジンオフィス」導入後のメリットについて、「検索機能が充実しているため検索の精度が上がり、業務効率化につながった」と寺尾氏は話す。前のシステムでは商品検索時、商品コードが分からないと検索できなかった。得意先は問い合わせ時、JANコードで商品を伝えてくるがJANコードでは商品名がわからないため、商品名を聞き、帳票をめくって調べていた。今ではJANコード検索ですぐ商品データがでてくる。他にもキーワード検索など様々な角度から検索できるようになった。検索する手間がかからなくなり、得意先を待たせることもなくなった。「保留時間が短くなった」と寺尾氏は笑顔で話す。

サポート体制に関しても、対応が早く満足しているという。「電話で問い合わせした際、担当者がいなくても他のサポート担当者が的確にサポートしてくれる。誰がでてもちゃんと対応してくれるのはすごい」。どうしてもわからない時は遠隔操作で目の前のパソコン内で操作してもらえ、とても助かっているという。

基幹システムとECサイト・物流システムとの連携が可能に。

また、システム自体には様々なデータを連携させている。物流システムとの連携、ECサイトからの受注データの取り込み、得意先からのEOS/EDIデータの取り込み等、他システムと基幹システムを連携。前のシステムではEOS/EDIを使う得意先が増えるたびに、カスタマイズ費用がかかっていた。他社でも連携のためにシステムを変更すると高額な費用がかかることが多い。「アラジンオフィス」は様々なデータ連携にもコストを抑えて柔軟に対応できる。

連携先の一つであるECサイトもアイルが構築した。基幹システムのみならずWebサービスを提供しているということで、1社に全て任せられるという安心感があった。「基幹システムを導入して、任せても大丈夫という信頼感があったため、ECサイトもお願いした」と寺尾氏は言う。また、ECサイトから基幹システム「アラジンオフィス」に受注データを取り込むという連携も、アイルではもともと連携しやすいように作られているため、スムーズに実現できた。

今後の展開

人との繋がりを大事にし、応援してもらえる会社を目指す。

「卸専門会社としてやってきたがECサイトで消費者へ直接販売もするようになった。よりお客様の立場に立った、お客様が集まってくるECサイトを目指したいと考えている」と寺尾氏。簡単なことではないから継続的に取り組んでいきたいという。

会社自体も、人と人との繋がりを大切にすることで社会に共感をもってもらい、「あの会社を応援したい」と思ってもらえる会社を目指しているという。海外展開もいずれは行っていくが、国内でもできることがまだあるため、しっかり取り組んでいきたいと考えている。

※記事中の固有名詞・肩書などは、記事作成当時のものです。