半導体測定装置、太陽電池評価装置の販売及び技術サービスの導入事例|日本セミラボ株式会社様 システム導入事例

クラウド対応「アラジンオフィス」

クラウド対応

製造・流通

システム導入事例日本セミラボ株式会社 様

  • 販売管理・在庫管理
  • プロジェクト管理Ver
  • ハンディターミナル

日本セミラボ様システム導入事例関連データとの紐づけにより、
各案件の進捗・収支状況が即時に把握可能に
帳票作成ツールにより、月次レポート作成が2,3日から数時間に短縮

導入の背景

前システムでは柔軟性の低さが課題に
「アラジンオフィス」利用企業の紹介をきっかけにシステム刷新

日本セミラボ様システム導入事例

半導体製造の評価・解析機器で世界トップクラスのシェアを持つSemilab社。その日本法人である日本セミラボ株式会社は、半導体関連メーカーの多くが導入する、小型から大型までさまざまな検査装置を販売し、自社サポート可能な形で国内に提供している。

同社では以前、市販の販売・在庫管理システムを利用していたが、同社の業務に対応していない部分も多く、柔軟性の低さが課題であった。

サポート業務担当の杉本氏は、
「例えば請求書を作成する際、億単位の桁数にシステムが対応しておらず、本来なら1枚で済むものが、2枚に分かれてしまうことも多々ありました。しかし以前は要望を伝えても、カスタマーサポートに『できない』と言われれば諦めるしかありませんでした」と話す。

こうしてシステムの刷新を検討。販売・在庫管理システム「アラジンオフィス」をすでに利用していた他社からの紹介をきっかけに、2019年4月に「アラジンオフィス」の導入が決定した。

導入の効果

毎月約30分かかっていた保守料の計上がワンクリックで可能に
各案件の進捗・収支状況がリアルタイムに把握できるように

同社では製品を納品した後、1年間の保守期間があり、その保守料を毎月計上する必要がある。そうした業務に対応しているのが「アラジンオフィス」のオプション機能「プロジェクト原価管理機能」だ。この機能により、各案件の進捗管理や収支管理が可能になる。同社は「アラジンオフィス」導入とともに、このオプション機能も追加した。

プロジェクト原価管理機能」に装備されている「定期売上・定期請求機能」では、案件ごとにそれぞれの請求サイクルを紐づけることができ、自動で計上することが可能だ。

杉本氏は「前システムでは、毎月20社前後の保守料を1つ1つ計上しなければならず、約30分かかっていましたが、『アラジンオフィス』を導入してからはワンクリックで作業が完了するようになり、毎月の手間が減りました」と語る。

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加えて同社が効果を実感しているのが同機能の「案件諸掛入力」だ。仕掛時に発生した経費を案件に紐づけることができる。

製品の輸出入業務を担当している鈴木氏は、
「保守期間内に部品の追加などで発生した費用は、その都度請求せずに最初の売上に組み込んでいます。その場合、製品売上時から粗利の変動があるのですが、追加費用も案件番号で各案件に紐づけることができるので、その時点での粗利がすぐに確認でき、とても便利です」と話す。

ハンディターミナルや棚番管理機能の活用で在庫管理の精度向上へ

在庫管理の面で、効果を発揮している機能のうちの1つが「ハンディターミナル連携」だ。

同社ではこれまで在庫の出荷状況をExcelで管理しており、担当者が在庫から部品を持ち出す際に必要な情報を入力していた。しかし部品を急遽持ち出さなければならない場合もあり、入力作業を煩雑に感じていたという。「ハンディターミナル連携」により、持ち出す部品のバーコードをハンディターミナルで読み込むだけで「アラジンオフィス」に記録できるようになり、入力の手間が削減された。

同社は、「棚番管理機能」も活用している。在庫の置き場所を示す「棚番」をシステム上で設定することで在庫が整理でき、担当者以外の社員にも各在庫の正確な場所を情報伝達しやすくなった。

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これまでは担当者が社外にいる際に在庫に関する問い合わせがあると、電話口で大体の在庫の位置を伝えたり、写真を撮ってもらい場所が合っているかどうかを確認したりと、やり取りに苦戦していたという。急ぎでの問い合わせも多いため、スピーディーな対応が求められていた。

杉本氏は、「棚番を設定するようになってからは該当の番号を伝えるだけで済むので、やり取りがスムーズになりました。自身がリモートワークをしていて社内にいない日でも、問題なく意思疎通でき、助かっています」と笑顔で話す。

帳票作成ツールの活用で、2、3日かかっていた実績集計がわずか数時間に短縮
充実したサポートを活用し、今後も業務最適化を目指す

アラジンオフィス」には、利用者側で業務に合わせて一部のレイアウトを調整可能な帳票作成ツールが装備されている。この帳票作成ツールが、同社のマンスリーレポート作成においても活躍しているという。

「以前はExcelを使用して前担当者が手作業で作りこんでいました。恐らく毎月2、3日はかかっていたのではないかと思います。今では『アラジンオフィス』から毎月の仕入や売上、受注データをレポート用に一括で出力でき、わずか数時間で作成できるようになりました」と鈴木氏は語る。

また、アイルのサポート対応においても高く評価する。

鈴木氏は「何度か電話で問い合わせることもあったのですが、担当の方が不在の場合でも、コールセンターの方にほとんどその場で対応してもらえたので、助かりました。どの方も親身になって相談に応じてくれてありがたかったです」とほほ笑む。

「アイルさんには、システム導入後に出てきた要望にも柔軟に対応してもらえるので、前向きな検討ができるようになりました。今後も『アラジンオフィス』を活用していくなかでやりたいことが出てくると思うので、アイルさんと相談しながら業務を最適化していけたら」と続けた。

ハンガリーを拠点とするグローバルブランド拡充の一翼を担う同社。同社のさらなる発展に応じ最適なシステム提案ができるよう、アイルは今後も柔軟な体制でサポートし続けていく。

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アイル営業より

日本セミラボさまでは2020年より「アラジンオフィス」をご利用いただいております。

今後の業務拡大に向けて基幹システムを導入検討されているという経緯からお打合せを進めました。

同社は、「アラジンオフィス」のオプション機能「プロジェクト原価管理機能」にカスタマイズをほぼ加えることなく、標準機能でご活用いただいています。以前はExcelで管理されていた製品ごとの収支状況が、システムから一括で出力可能になったことに加え、保守費用をはじめ、定期的に発生する売上請求業務が一回の処理で完了することで、時間がより有効活用できるようになったという声をいただき、とても嬉しく思います。

今後も日本セミラボさまのご発展の一翼を担えればと思います。

(システムソリューション部/山﨑)

※ 記事中の固有名詞・肩書などは、記事作成当時のものです。

アイルの担当者紹介

  • システムソリューション部

    山﨑 登志生

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日本セミラボ株式会社様システム導入事例│販売管理在庫管理生産管理システムのアラジンオフィス
5000社以上の企業様に直接販売から運用、保守までを一貫して行っているアイルの豊富な知識とノウハウから生まれた、在庫管理販売管理生産管理システムをご提供しています。在庫管理販売管理生産管理に必要な機能をコンパクトにまとめたシステムとなっております。テレワーク・在宅勤務にも対応したクラウドでのご提案も可能です。お客様のご要望によって必要な在庫管理販売管理生産管理の機能をカスタマイズで加えることも可能です。