工具・金物の卸・小売：システム導入事例（案件No.の紐づけを行うことで案件別請求業務の効率化を実現）

工具・金物の卸・小売　システム導入事例
（案件No.の紐づけを行うことで案件別請求業務の効率化を実現）

案件No.の紐づけを行うことで案件別請求業務の効率化を実現
アナログ業務も減少し、在庫状況を見える化

お客様の課題点・ご要望

十数年前に導入した工具専門システムが老朽化してきており、他システムとの連携も融通が利かず業務にマッチしていなかった。
棚卸システムやネット販売でのデータ連携も、結局基幹システム側が連携できずアナログ作業から脱却できない。
今後将来的な事業継続を考えたときに、現状システムに対しての不安や拡張性のある基幹システムの導入をご要望。
また、配送種別、数量別単価、過去単価検索、案件別請求出力などの工具卸業特有の商習慣やノウハウを持っていて、柔軟に対応できるシステム化を希望していた。

アイルが提案したシステム概要

各計上で紐づける案件No.を付番。集計
案件No.にて、各案件を紐づけることが可能

「アラジンオフィス プロジェクト管理Ver」をご提案しました。
通常販売業務は「アラジンオフィス」標準機能にて業務運用を行い、案件に関わる売買はプロジェクト管理Verの案件管理No.にて紐づけ。
案件No.紐づけを行うことで案件別請求書の発行が可能になり、案件別収支も確認が可能になりました。
小売は1店舗のみだったためPOSレジ導入はせず、JANをリーダーで読込み「アラジンオフィス」より納品書を発行する運用をご提案しました。

導入の効果・改善点

案件別請求業務効率化と回収管理強化

案件別請求書をシステムから発行が可能になり、業務効率化に繋がりました。
また、請求No.別の回収予定一覧表や個別消込機能を利用することで、回収漏れ防止や未回収見える化が可能になりました。

受発注管理による業務効率化と在庫状況の見える化

これまでアナログだった受注残・発注残が見える化されたことにより、売上予測や未来在庫の確認に掛かる時間が短縮されました。
上記によって入荷予定も見える化され、入荷作業の効率化もUP。

一部機能画面（粗利率アラート・商品検索）

現状できていなかったきめ細やかな管理強化

粗利率アラートや与信管理機能も活用し、管理強化に繋がりました。
過去単価検索や商品検索などの検索機能も充実しており、商品検索効率もUP。

データ連携活用による業務効率化

ネットショップ一元管理システムとの連携で、売上データ取込が可能になりました。
別途活用している棚卸システムとのデータ連携も可能になり、棚卸業務が効率化できました。

導入による付加価値

ネット販売での注文数増加傾向にあり、自社ECサイトの刷新や複数EC・ネットショップ一元管理システム「CROSS MALL」の導入も検討中。