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リアルタイムの在庫管理でロス率改善、
販売意識も向上した。
横浜ランドマークタワーや赤レンガ倉庫など、横浜に直営4店舗を展開するエクスポート。グラフィックデザイナーの中川憲造社長を中心に開発・販売するオリジナル商品は、知的でユーモアを感じさせる横浜土産として評判が高い。直営店運営のほか、卸や通販、外商も行っている。
導入の背景
以前、店舗の販売管理は、諸事情から2社のPOSシステムを使っていた。いずれも販売数などのデータは翌日集計で、2つのデータを集約する作業が必要だった。
また、卸部門の商品管理にはパソコン用の汎用ソフトを使用し、倉庫での日々の入出庫の記録は手書きだった。全体の在庫把握には数日かかり、業務に支障を来していた。
6、7年前から、店舗と卸業務をトータルで管理できるシステムを探し始め、2007年、アイルの在庫管理システムと同社の店舗管理システム「POSCM」(ポスカム)を連携させた一元管理システムを導入した。
導入の効果
業務効率アップ、ロス率改善
本格稼動は08年9月。毎日の商品ごとの入出庫や在庫数、売上、廃棄などのデータがリアルタイムで自動集計される。データを見ることで発注のタイミングが分かるようになり、本部による発注精度が向上。ロス率が約1%下がったという。
週次・月次の経営報告書も、以前はFAXから手入力し、各システムのデータを集約していたが、短時間でできるようになった。
年2回の棚卸では、作業時間が大幅に短縮された。以前は元データの信頼性が低く、元データと実数が合わない原因の特定が難しかった。導入後は異常数値を随時発見、修正できるため、整合性が高まった。
さらに、棚卸し結果を約1ヶ月かけて本部でまとめていたが、今ではボタン一つで集計可能。大幅な業務改善につながった。
販売意識向上も大きな成果
本部の丸山理恵さんは、「ハード面だけでなく、販売スタッフの意識が変わって売場からの提案が生まれるなど、予想していた以上の効果です」と言う。
時間帯別売上げ推移、販売数、在庫数、他店の情報などを店舗で常に確認できることで、スタッフがレイアウト変更や店舗間移動を積極的、戦略的に実施するようになったという。
中川社長は、これらのデータを毎日スマートフォンで閲覧している。
「日ごろから頻繁に各店舗を見回っているので、データを見れば各店舗の商品の動きが手に取るように分かります。意外な商品がランキング上位にくるなど、日々発見があります。アナログな観察とシステムによるデータ把握を組み合わせることが大切です。」
在庫管理業務の飛躍的向上で、本来の商品開発、販売業務に集中できるようになった。
※ 記事中の固有名詞・肩書などは、記事作成当時のものです。
アイルの担当者紹介
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ファッションプロジェクトチーム
北川 大地
会社概要

会社名 | 株式会社エクスポート |
---|---|
代表者 | 中川 憲造 |
所在地 | 神奈川県横浜市中区海岸通4-24 万国橋SOKO 2F |
設立年 | 1993年3月 |
URL | http://www.xport.jp/ |
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