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商品情報の更新・データ保存の効率化を実現。丁寧、親身なサポート体制が信頼につながった。
導入の背景と決め手
食品業界に特化したパッケージシステムで、カスタマイズしやすい点が決め手に。
総合食品卸売業のクサマ(東京都新宿区、草間福弘社長)は、米、酒類から生鮮品、一般食品、冷蔵・冷凍食品、日用雑貨まで幅広く取り扱う、1966年創業の老舗企業。自社を〝ありがとう稼ぎ業〟と称し、得意先への「対応力」の高さを強みとしている。会社の財務強化と、社員にとって働きやすい土壌づくりに注力しており、業務効率化を実現すべく基幹業務システムの入れ替えを行った。
アイルの基幹業務システム「アラジンオフィス」を導入したのは2007年。従来使っていたシステムは、約13年使っていたこともあり、データ更新をしようとすると止まって動かなくなるなど不具合が多かった。カスタマイズもしにくくコストも高かったため、「いっそ土台ごと変えたい」と草間福弘社長は考え、システムの入れ替えに踏み切ったという。
入れ替えにあたって、話を聞いたシステム会社は4社。その中で「アラジンオフィス」を選んだ理由の一つが、食品業界に特化したパッケージシステムであり、カスタマイズもしやすくコストも適切であったことだ。アイルの営業担当者が、事業内容をしっかり理解した上で提案してくれたことも決め手の一つとなった。また、サポートダイヤルやオンラインでのリモート操作など、サポート体制が充実していた点も大きい。前のシステム会社はサポート対応の時間が短く不便だったため、サポート体制は重視したいポイントであったという。
導入の効果
どのサポート担当者も的確に対応。
充実したサポート体制が大きな安心感に
「アラジンオフィス」の導入後、「商品情報の更新作業が楽になった」と坂井氏は語る。商品点数が多いため、商品の値上げ・値下げに対応するだけでも、手間がかかっていた。システム導入後は一括で変更できるようになり、時間をかけなくても良くなったという。前のシステムで問題だったデータ保存・更新にかかる時間に関しても、改善された。以前は一日の終わりに毎日約30分、データ保存に時間をとられていた。現在は随時保存されるため、データ保存の時間をとらなくても良い。30分といえども毎日となると、データ保存に費やしていた時間は大きい。
サポート体制に関しても、満足度は高い。「サポートダイヤルにかけた際も、自社の担当者ではない人が電話にでても的確に教えてくれる。独自のカスタマイズを行っているにも関わらず、それを把握した上で対応してくれるのには感心した」と小松氏。
アイルでは顧客管理システムを活用し、どの会社がどういったシステム構成をして、どのようなカスタマイズをしているかが分かるようになっている。そのため、どのサポート担当者が電話にでても、その会社のシステム構成を理解した上で対応できるようになっている。以前のシステム会社では、問合せの電話をしてもたらい回しにされることがあったといい、サポート体制が充実していることへの安心感は大きいという。
「アイルのシステムにして本当に良かった」と草間社長は語る。「営業担当者やシステム運用指導者、サポートダイヤル対応者、どの社員も丁寧に親身になって対応してくれる」。「人」とのつながりを大事にする草間社長は、システムといえども、対応する「人」の部分が重要だと考えている。
今後の展開
「インフォマート」との連携で更なる効率化へ。
今後は外食店2万店が利用する電子商取引基盤「フーズインフォマート」(株式会社インフォマート)とのデータ連携も行う予定となっている。この連携により、得意先の利便性を高めて満足度向上につなげると共に、自社業務を効率化し社員の働きやすい環境を築いていく考えである。草間社長は「経営者が合理化ばかり考えては企業として成長しなくなる」と考える。「アラジンオフィス」の活用で、無駄な作業を省いて効率化を図り、その分社員がやりがいをもって取り組める仕事に時間を充てることで、企業の成長につなげていく方針だ。
(2012年8月2日/食品産業新聞にて掲載)
会社概要

会社名 | 株式会社クサマ |
---|---|
代表者 | 草間 福弘 |
所在地 | 東京都新宿区新宿1-19-11 |
設立年 | 1966年11月 |
URL | http://kusama-foods.co.jp/ |
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